結婚相談所はぶっちゃけどう?料金・成婚率と知られざる実態

結婚相談所はぶっちゃけどう?料金・成婚率と知られざる実態 結婚相談所

マッチングアプリで何人かと会ったものの、結婚について具体的な話ができず、活動を続けるべきか迷っていませんか。

結婚相談所が気になっても、「高いお金を払って本当に結婚できるの?」「実際にはどんな人が登録しているの?」と不安を感じる方もいるでしょう。

結論からいうと、結婚相談所は結婚を希望する相手との出会いや交際を支援するサービスですが、入会すれば必ず結婚できるわけではありません。

会員数が多くても希望条件に合う人が十分にいるとは限りませんし、成婚率が高くても、自分自身が同じ確率で結婚できるわけではありません。

また、料金は月会費だけでは判断できません。入会金や成婚料、交際中の追加費用まで含めると、想定以上の負担になる場合があります。

この記事では、30代で婚活を経験した立場とFP(ファイナンシャルプランナー)の考え方を踏まえ、結婚相談所の良い点だけでなく、厳しい現実や失敗を避けるためのポイントまで解説します。

2026年の公開データや各社の公式情報を使い、会員の実態、成婚率の読み方、総費用、途中退会の条件まで整理しました。

最後には無料相談で使える「7項目チェックリスト」も用意しています。結婚相談所を利用するか判断するための主要な情報を、この記事でまとめて確認できます。

この記事でわかること

  • 結婚相談所のメリット・デメリットと会員の実態
  • 会員数や成婚率の数字だけではわからない現実
  • 6か月・12か月の料金と成婚料の注意点
  • 途中退会・解約時に確認すべきこと
  • 自分に合う結婚相談所の判断方法

※本記事は、コンテンツ制作ポリシーに基づいて作成しています。掲載内容に誤りがございましたら、お手数ですがお問い合わせ窓口よりご連絡ください。内容を確認のうえ、速やかに修正・対応いたします。また、婚活サービスを利用する前には、国民生活センターのトラブルFAQもあわせてご確認いただくことをおすすめします。

✍️ この記事を書いた人

ファイナンシャルプランナー/婚活比較サイト運営

30代から婚活を始め、約1年間の活動を経て現在のパートナーと出会いました。自身の婚活経験をもとに、結婚相談所や婚活サービスを解説しています。

FPとして、料金だけでなく「その費用を払う価値があるか」も大切にしています。

結婚相談所とは?マッチングアプリとの違い

結婚相談所とは、結婚を希望する人に対して相手探しや紹介、お見合いの調整、交際中の相談などを提供する婚活サービスです。

マッチングアプリとの主な違いは、結婚を目的とした活動環境や、提供されるサポートの内容にあります。

結婚相談所とマッチングアプリの違い

比較項目 結婚相談所 マッチングアプリ
主な目的 結婚相手探し 恋活・婚活など
独身確認 独身証明書等を求める サービスにより異なる
相手探し 紹介・検索 検索・マッチング
日程調整 スタッフが対応する場合あり 原則本人同士
交際相談 プランにより可能 自主活動が中心
費用 入会金・月会費・成婚料など 月額料金など

結婚相談所では、独身証明書や本人確認書類などの提出を求めるサービスがあります。例えばオーネットは、自社会員が独身証明書を提出済みであると説明しています。

一方、マッチングアプリにも真剣な婚活を目的としたサービスがあり、独身確認などの仕組みは事業者によって異なります。

そのため、結婚相談所なら誰でも安心、アプリだから結婚できない、という単純な区別はできません。

結婚相談所の特徴は、相手探しから交際までの過程で、必要に応じて担当者の支援を受けられる点です。

ただし、どこまで対応してもらえるかは相談所やプランによって異なります。

 

結婚相談所のぶっちゃけた現実|メリットとデメリット

結婚相談所には、結婚を目的とした出会いを探しやすいという特徴があります。

一方で、費用がかかることや、希望する相手と出会える保証がないことも理解しておかなければなりません。

結婚相談所のメリット5つ

  • 結婚を希望する人と出会うための仕組みがある
  • 独身証明書などによる確認が行われる
  • お見合いの日程調整を任せられる場合がある
  • 交際について第三者に相談できる
  • 活動の進め方を整理しやすい

結婚相談所は結婚相手探しを目的としたサービスです。

アプリで相手の結婚意思がわからず、何度も確認することに疲れた方にとって、活動目的を共有しやすい環境はメリットになります。

また、相談所によっては、お見合いの日程や場所の調整をスタッフが担当します。

仕事が忙しく、複数の相手と個別に日程を調整する負担を減らしたい方には役立つ仕組みです。

さらに、「2回目のデートに進むべきか」「結婚観をいつ話し合えばよいか」など、交際中の疑問を担当者に相談できるプランもあります。

ただし、相談の頻度や回答までの時間は契約内容によって異なるため、事前に確認しましょう。

結婚相談所のデメリット6つ

  • 費用の負担:活動期間が延びると月会費が積み重なる
  • 出会いの保証がない:希望条件に合う会員が少ない場合もある
  • 断られることがある:お見合いや交際が成立するとは限らない
  • 活動ルールがある:連絡方法や交際期間に制約が設けられる場合がある
  • 担当者との相性:期待する支援を受けられないことがある
  • 精神的な負担:活動が長引くと婚活疲れを感じる場合がある

特に注意したいのは、費用を払ったからといって、希望する相手とのお見合いや成婚が保証されるわけではないことです。

月会費を支払っていても、相手から申込みを断られたり、交際へ進まなかったりすることはあります。

そのため、毎月の支払いに無理がないかだけでなく、成果が出ない期間をどこまで許容できるかも考えておきましょう。

結婚相談所に入れば必ず結婚できるわけではない

国民生活センターは、結婚相手紹介サービスについて、出会いの場を提供するものであり、必ず結婚させることを約束するサービスではないと説明しています。

つまり、相談所が提供するのは主に、相手探しの環境、紹介、お見合いの調整、交際支援などです。

最終的に結婚するかどうかは、本人同士の意思や価値観、生活条件のすり合わせによって決まります。

契約上の注意点

例えば、希望する条件の相手を紹介してもらえなかった場合でも、「成婚できなかった」という事実だけで返金額が決まるわけではありません。

契約で約束されたサービスが提供されたか、説明内容と実際のサービスに相違がないか、法定の中途解約制度が適用されるかを分けて考える必要があります。

 

結婚相談所には実際どんな人がいる?会員の特徴

結婚相談所に興味があっても、「どんな男性・女性が登録しているのかわからない」という方は多いでしょう。

結婚相談所には20代から中高年まで幅広い年代の会員がいます。ただし、年齢構成や年収、居住地域はサービスによって違います。

会員の年齢・年収・婚姻歴は相談所によって違う

オーネットが公表している2026年1月1日時点の会員プロフィールを見ると、次のような特徴があります。

項目 男性 女性
20〜39歳 約50% 約67%
大学卒以上 約70% 約67%
婚姻歴なし 約92% 約93%
会社員 約77% 約57%

※年齢・学歴は入会後に活動開始した会員データ、婚姻歴・職業はオーネット会員データに基づきます。集計対象がすべて同じではありません。

オーネットでは、男性会員の約69%が年収500万円以上と公表されています。

ただし、これはオーネットが示す対象会員の属性であり、すべての結婚相談所の男性に当てはまる数字ではありません。

また、年収や職業だけで相性が決まるわけでもありません。結婚後の生活を考えるうえでは、生活習慣、結婚観、家計の考え方なども重要になります。

希望条件に合う会員がいるかは地域や条件で変わる

例えば、全国で10万人以上の会員がいる相談所でも、そのすべてが自分の候補になるわけではありません。

東京都在住で近隣地域に住む同年代の相手を探している場合、全国の会員のうち対象になるのは一部です。

さらに、喫煙の有無、仕事、子どもの希望などを加えると候補人数は変わります。

相手にも希望条件があるため、自分の希望だけでお見合いが成立するわけではありません。

会員数を見る際は、全国の登録人数に加え、自分の条件で検索できる人数も確認しましょう。

 

結婚相談所の成婚率は信用できる?数字の正しい見方

結婚相談所の広告で「成婚率○%」という数字を見ると、入会すれば同じ確率で結婚できるように感じるかもしれません。

しかし、成婚率は事業者によって定義や計算方法が異なるため、数字だけでの単純比較はできません。

「成婚」と「入籍」は同じではない

結婚相談所で使われる「成婚」は、必ずしも法律上の婚姻成立を意味しません。

例えばIBJでは、双方が結婚の意思を固めた婚約段階で成婚退会する仕組みがあります。

その後、両家へのあいさつや結婚準備を進め、婚姻届を提出するケースもあります。

相談所ごとに成婚の定義が異なるため、「成婚者数」をそのまま「入籍した人数」として比較しないようにしましょう。

成婚率は分母と計算期間で変わる

成婚率を見るときは、次の4項目を確認する必要があります。

項目 確認する内容
成婚の定義 婚約・成婚退会・婚姻など
分子 どの会員を成婚者として集計したか
分母 全会員・退会者など、対象集団は何か
集計期間 いつの活動実績を使っているか

例えば、100人の会員のうち、成婚者40人、通常退会者40人、その他20人だったとします。

成婚率の計算方法による違い(架空の例)

  • 全100人を分母にすると40%
  • 成婚者と通常退会者の80人を分母にすると50%

同じ40人が成婚していても、分母が違えば成婚率は変わります。

※計算方法を説明するための仮定であり、実際の相談所の統計ではありません。

IBJが2026年10月1日に公表した分析では、成婚者を「成婚者+通常退会者」で割る方式を用いています。

上記例の50%です。

ただ、一般的には「成婚者÷会員数」のイメージが強いと思います。

上記例の40%ですが、パートナーエージェントはこちらを採用しています。

このように、同じ「成婚率」という名称でも、各社の計算条件をそろえなければ、公平な比較にはなりません。

2025年IBJ成婚白書から分かること

2026年4月9日に公開された「2025年IBJ成婚白書」では、約2万人の婚活データが分析されています。

成婚者の代表的な活動パターンとして、次の結果が紹介されています。

成婚者の代表的な活動パターン

11回
お見合い回数
約4か月
交際期間

成婚者のお見合い数は、非成婚者の約2.7倍と報告されています。

ただし、これは成婚者の活動実績を示すデータです。

「11回お見合いすれば結婚できる」という意味ではありません。

注目したいのは、お見合いの機会を確保することに加え、活動を継続できる環境があるかどうかです。

 

【独自解説】会員数12万人より大切な「実効出会い母数」

結婚相談所を選ぶとき、会員数の多さを重視する方もいるでしょう。

確かに会員数は比較材料の一つです。しかし、全国に何人いるかと、自分が実際に候補として検討できる人数は別物です。

ここでは、相談所の比較に役立つ考え方として「実効出会い母数」を紹介します。

実効出会い母数とは?

実効出会い母数とは、公表会員数のうち、自分が利用できるネットワークや希望条件、会員の活動状況などを踏まえ、実際に候補となり得る会員範囲を考えるための独自概念です。

公的な統計指標ではなく、結婚相談所を比較するための判断フレームです。

例えば、全国に12万人の会員がいても、希望する年齢や地域を絞れば候補人数は変わります。

さらに、候補が何千人いても月間の申込可能数が限られていれば、全員へ一度に申し込めるわけではありません。

会員数を確認するときのポイント「登録会員が何人いるか」だけでなく、「自分の希望条件で何人検索できるか」「毎月何人に申し込めるか」まで確認することが大切です。

会員数には重複や休止中の会員が含まれる場合がある

オーネットとツヴァイの公式データを例に見てみましょう。

項目 オーネット ツヴァイ
自社会員 30,181人 25,949人
IBJ会員 104,859人 109,712人
重複会員 13,313人 18,866人
重複控除後 121,727人 116,795人
集計時点 2026年1月 2026年6月

※ツヴァイの116,795人は公式公表の内訳をもとに計算した値です。集計時点と対象が異なり、実際に利用できる候補人数を示すものではありません。

オーネットの公表会員数には、一時休止中のオーネット会員5,876人も含まれます。

つまり、公表会員数をそのまま「現在すぐに出会える人数」と考えることはできません。

また、オーネットとツヴァイは同じIBJネットワークを利用するため、両社の会員数を足して独立した候補者数として扱うこともできません。

実際に出会える人数が決まるまでの流れ

会員数と実際の出会いの違い

月間申込可能数も比較しよう

2026年10月1日、IBJ結婚みらい研究所は、申込みの行動量と成婚率の関係を公表しました。

同社の分析では、女性会員について、自分からのお見合い申込みが月15件以上の層で成婚率56.5%となり、月5件未満の層のおよそ2倍という関連性が示されています。

男性は月5件以上で成婚率が45〜46%程度となり、その後はおおむね横ばいでした。

成婚率の解釈には注意が必要です

この結果はIBJネットワーク内の観察データです。申込数が多い人と少ない人では、活動への積極性や希望条件なども異なる可能性があります。

申込数を増やせば同じ成婚率になるという因果関係は証明されていません。

ただし、毎月何人に申し込めるプランなのかは、結婚相談所を比較するうえで重要な判断材料になります。

無料相談では希望条件に合う人数を確認する

会員数や申込枠を調べたら、自分の条件に当てはめましょう。

無料相談での質問例

「私の希望する年齢・居住地域などの条件で、現在検索できる会員は何人いますか。また、契約予定のプランでは月に何人まで申し込めますか?」

希望条件による候補人数を入会前に確認できる範囲は、相談所によって異なります。

具体的な人数を教えてもらえない場合は、どの条件まで事前に確認できるかを尋ねましょう。

結婚相談所の成功談・失敗談から見える現実

実際の利用者の経験は、料金表だけではわからない部分を知る手がかりになります。

ただし、体験談は一人ひとりの活動記録です。成功した人と同じように活動すれば必ず成功するわけでも、失敗談と同じ問題がすべての相談所で起こるわけでもありません。

結婚相談所を利用して良かったと感じる場面

結婚相談所の利用者が価値を感じる場面として、次のような状況が考えられます。

  • 結婚意思を確認しながら相手を探せた
  • 独身証明書などを確認した会員と出会えた
  • お見合いの日程調整の負担を減らせた
  • 交際中の悩みを担当者に相談できた
  • 自分の婚活の進め方を振り返る機会ができた

例えば、相手の結婚意思がわからないまま交際を続けることに不安を感じていた人なら、結婚相手探しを目的とする環境そのものが利用を検討する理由になります。

また、仕事が忙しく日程調整に時間を取られていた人には、お見合い調整を任せられる仕組みが役立つ場合があります。

ただし、これらはサービス構造から考えられる利用場面であり、全利用者が同じ満足を得たという調査結果ではありません。

結婚相談所で後悔につながりやすい場面

一方、契約前の期待と実際のサービス内容に差があると、不満につながることがあります。

国民生活センターは、結婚相手紹介サービスについて「希望する条件に合う相手を紹介してもらえない」「説明されたサービスと実態が違う」といった相談例を紹介しています。

確認しておきたい失敗パターン

  • 希望条件に合う候補が想定より少ない
  • 申込みをしてもお見合いが成立しない
  • 担当者に相談できる回数が少ない
  • 追加料金を把握していなかった
  • 成婚料の発生条件を誤解していた
  • 途中退会時の精算方法を確認していなかった

こうした問題を避けるには、広告の印象だけでなく、具体的なサービス内容、提供回数、料金、契約条件を確認しておくことが重要です。

口コミと実際のサービス条件を分けて考える

口コミを読むときは、感想だけでなく「何が起きたのか」を具体的に確認しましょう。

情報の種類 確認すること
口コミ 本人の経験・利用時期・個別事情
公式料金 適用プラン・追加料金・条件
成婚実績 対象集団・定義・集計期間
契約書 実際に提供されるサービスと精算条件

良い口コミが多いという理由だけで入会を決めず、自分に必要なサービスが契約上提供されるかを確認しましょう。

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結婚相談所の料金はぶっちゃけ高い?総費用で比較

結婚相談所の料金を比較するとき、月会費だけを見るのはおすすめできません。

FPとして費用を考えるうえでも、大切なのは「毎月いくら払うか」だけでなく、「希望する期間に総額でいくら必要か」という点です。

初期費用が安くても月会費が高ければ、活動が長引くほど支払いが増えます。

また、成婚料や交際関連費用の条件は相談所によって異なります。

入会金・月会費・成婚料の仕組み

費用 内容
初期費用 入会・登録・プロフィール作成等
月会費 検索・紹介・相談等の継続サービス
お見合い料 お見合い成立・実施時等に発生する場合がある
成婚料 契約で定める成婚条件を満たした場合
オプション料 写真撮影・追加紹介・イベント等
休会費 活動休止中に発生する場合がある

すべての相談所でこれらの費用が発生するわけではありません。

例えば、エン婚活エージェントはお見合い料と成婚料を無料としています。

一方、オーネットでは、自社会員とIBJ加盟相談所の会員のどちらと成婚するかによって、成婚料の発生条件が異なります。

6か月・12か月の総費用を比較

2026年10月2日時点の各社公式料金をもとに、代表的なプランの総額を計算しました。

相談所・プラン 6か月 12か月
オーネット
スタンダード
254,540円 379,280円
ツヴァイ
ご紹介
214,500円 310,200円
ツヴァイ
IBJ
242,000円 354,200円
エン婚活
エージェント
132,000円 231,000円

※税込。入会時費用+月会費×活動月数の単純計算です。成婚料、交際関連費用、オプション、休会、キャンペーン等は含みません。実際の支払額は利用状況によって異なります。

各プランの基本料金

  • オーネット・スタンダード:初期費用129,800円、月会費20,790円
  • ツヴァイ・ご紹介:初期費用118,800円、月会費15,950円
  • ツヴァイ・IBJ:初期費用129,800円、月会費18,700円
  • エン婚活エージェント:登録料33,000円、月会費16,500円

この表から、活動期間によって総費用が変わることが分かります。

ただし、基本費用が安いプランほど、必ずしも費用に見合う価値が高いとは限りません。

利用できる検索機能、申込枠、個別面談、お見合いの調整など、サービスの範囲も比較する必要があります。

成婚料を加えると総額はどう変わる?

オーネットのスタンダードプランでは、IBJ加盟相談所の会員と成婚した場合、成婚料として220,000円が発生します。

単純な6か月活動モデルなら、次の金額になります。

254,540円 + 220,000円

= 474,540円

オーネット・スタンダードでIBJ会員と成婚した場合の単純試算

また、ツヴァイのIBJプランでIBJ会員と成婚した場合は、6か月の基本費用242,000円に成婚料220,000円を加えると462,000円です。

一方、オーネットの自社会員同士では成婚料が無料ですが、「会員間交際休止」を開始する場合は交際サポート料27,500円が発生し、休止期間中の月会費も通常とは異なります。

同じ相談所でも、どのサービスを使い、どの経路で交際・成婚するかによって総額が変わるのです。

成婚しないまま退会した場合も考える

入会前には、成婚した場合だけでなく、成婚に至らず退会するケースも想定しておきましょう。

確認すべきなのは、すでに支払った費用、提供済みサービスの対価、契約や法律に基づく精算額です。

「半年で退会する」と決めていても、契約期間や料金体系によっては単純に半年分の月会費だけで精算できない場合があります。

逆に、特定商取引法の対象となる契約には中途解約制度があります。

総費用を自分で計算する方法

結婚相談所の総費用計算式

総費用 = 初期費用 +(月会費 × 活動月数)+ お見合い料 + オプション料 + 該当する交際関連費用・成婚料

この式は通常の活動費用の概算です。中途解約時の返金・精算は、契約条件と法令に従って別途確認してください。

💡 FPの観点から考える費用のポイント

例えば月会費が5,000円違えば、12か月では60,000円の差になります。

ただし、その差額だけで判断せず、申込可能数やサポート内容など、受けられるサービスも比較しましょう。

活動が長引く可能性も考え、無理なく支払える予算上限を決めておくことが大切です。

 

結婚相談所の種類は3つ|自分に必要なサポートで比較

結婚相談所は、大きく分けると「仲人型」「データマッチング型」「オンライン型」の3つに整理できます。

ただし、実際には複数のサービス形態を組み合わせた相談所もあります。

仲人型結婚相談所

担当者が相手探しやお見合いの調整、交際相談などに関わるタイプです。

希望条件や活動状況を伝え、紹介を受けながら活動を進める方法が中心になります。

入会前には、定期面談の有無、相談回数、プロフィール作成や交際支援の範囲を確認しましょう。

データマッチング型結婚相談所

登録されたプロフィールや希望条件を使い、自分で相手を探す仕組みが中心です。

条件検索や価値観によるマッチングなどを利用して、気になる相手へ申し込みます。

自主的に活動する場面が多いため、検索機能や申込上限を確認することが重要です。

オンライン型結婚相談所

入会手続き、相手探し、相談などをオンライン中心で提供するタイプです。

店舗への移動を減らせる一方、対面でのサポートを希望する場合は、必要なサービスを受けられるか確認しましょう。

3タイプの特徴を比較

項目 仲人型 データ型 オンライン型
相手探し 紹介など 検索など 検索・紹介
面談 対面・オンライン プラン次第 オンライン中心
料金 幅がある 幅がある 低価格帯もある
確認点 支援範囲 申込上限 相談頻度

どのタイプでも、基本料金に含まれるサービスと有料オプションを分けて確認することが重要です。

 

結婚相談所の入会から成婚までの流れ

結婚相談所では、一般的に次のような流れで婚活を進めます。

結婚相談所の活動6ステップ

STEP1:入会・必要書類の提出

入会に必要な手続きを行い、独身証明書や本人確認書類などを提出します。

サービスによっては、収入証明書や卒業証明書なども必要です。

STEP2:プロフィール作成

自己紹介文、写真、希望条件などを登録します。

職業や年収などの条件だけでなく、休日の過ごし方や結婚後の生活についての考え方も伝わる内容にするとよいでしょう。

STEP3:相手探し・申込み

条件検索や相談所からの紹介を使って相手を探し、お見合いを申し込みます。

申込みをしたからといって、必ず相手が承諾するわけではありません。

STEP4:お見合い

双方がお見合いを希望した場合、日程を調整して実際に会います。

プロフィールだけではわからない話し方や価値観、会話のテンポなどを確かめる機会になります。

STEP5:交際

お互いが交際を希望した場合、連絡やデートを重ねます。

IBJなどでは、仮交際と真剣交際を区別する仕組みがあります。

呼び方や交際ルールは相談所によって異なるため、事前に確認しましょう。

STEP6:成婚退会

双方の結婚意思が固まり、相談所が定める成婚条件を満たした場合に成婚退会します。

成婚退会と法律上の婚姻成立は、必ずしも同じではありません。

退会前には、住む場所、家計、働き方、子どもに関する希望など、結婚後の生活条件についても話し合っておきましょう。

 

結婚相談所の担当者はどこまでサポートしてくれる?

結婚相談所の魅力として、担当者によるサポートを挙げる方は多いでしょう。

しかし、「専任担当者がいる」という説明だけでは、実際にどんな支援を受けられるかわかりません。

重要なのは、担当者の有無よりも、何をどの頻度で対応してもらえるかです。

担当者が対応する主なサポート

サポート 確認すること
プロフィール 作成・添削・写真の助言
相手紹介 紹介人数・頻度
お見合い調整 日程や場所の調整
活動相談 面談回数・相談手段
交際相談 交際中の悩みへの対応範囲
フィードバック お見合い後の振り返り
担当者変更 変更可否・条件

サポートがあっても本人が行う必要のあること

担当者がサポートしてくれても、次の判断を代わりに行うわけではありません。

  • どのような結婚生活を望むか考える
  • 相手に申し込むか決める
  • 実際に会って会話をする
  • 交際を続けるか判断する
  • 結婚する意思を確認する

例えば、お見合いが成立しない場合にプロフィールの改善を相談することはできます。

しかし、改善すれば必ず相手の承諾を得られるわけではありません。

担当者と合わない場合は変更できる?

担当者との相性が合わないと感じたら、まず必要としているサポートを具体的に伝えてみましょう。

「月に一度は活動の振り返りをしたい」「お見合いが成立しない理由を相談したい」など、希望する対応を整理します。

改善が難しい場合は、担当者変更の制度や相談窓口を確認しましょう。

変更の可否や費用は相談所によって異なるため、入会前に質問しておくと安心材料になります。

 

結婚相談所は途中退会・解約できる?返金の注意点

結婚相談所を利用するときに心配なのが、途中で活動をやめたくなった場合の料金です。

一定の条件を満たす結婚相手紹介サービスには、特定商取引法によるクーリング・オフや中途解約の制度があります。

クーリング・オフができる条件

結婚相手紹介サービスは、契約期間が2か月を超え、契約総額が5万円を超えるなどの条件を満たす場合、特定商取引法の「特定継続的役務提供」の対象になります。

対象となる契約では、原則として法定書面を受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。

クーリング・オフの基本

  • 一定条件に該当する契約が対象
  • 原則として法定書面の受領日から8日間
  • 法律に定める方法で通知する
  • 適法なクーリング・オフなら原則無条件で解除できる

ただし、書面の交付状況などによって期間の取扱いが変わる場合があります。

中途解約と精算額の考え方

クーリング・オフ期間が過ぎても、法定要件に該当する特定継続的役務提供契約は中途解約できます。

結婚相手紹介サービスにおける、事業者が請求できる損害賠償等の上限は次のとおりです。

解約時期 法定上限
開始前 30,000円
開始後 提供済みサービスの対価+20,000円または契約残額の20%の低い額

※特定商取引法の対象となる契約の場合です。実際の精算額は契約内容・提供状況によって異なります。

「解約料は最大2万円」という理解には注意

サービス開始後の精算では、すでに提供されたサービスの対価も関係します。

20,000円という上限だけを見て、精算総額が必ず20,000円以内になると考えないようにしましょう。

休会と退会はどう違う?

休会は、契約を継続しながら一定期間活動を停止する仕組みです。

退会は、契約や会員としての活動を終了させる手続きです。

相談所によっては、休会中もシステム維持費などが発生します。

休会制度の有無だけでなく、休会費用、利用できなくなる機能、復帰条件も確認しておきましょう。

契約前に確認したい書面と項目

契約前の確認事項

  • 契約期間と支払総額
  • 実際に提供されるサービスの内容
  • 月間申込数や紹介人数
  • 成婚料の発生条件
  • 休会・中途解約の条件
  • 精算・返金の計算方法

無料相談で契約を勧められた場合でも、その場で即決する必要はありません。

説明が不明確な場合は、書面で回答してもらう方法もあります。

契約や請求についてトラブルになった場合は、消費者ホットライン188から最寄りの消費生活相談窓口へ相談できます。

 

結婚相談所に向いている人・向いていない人

結婚相談所を利用する価値があるかどうかは、予算や活動方法、必要なサポートによって変わります。

結婚相談所を比較する価値がある人

  • 結婚意思を確認しながら相手を探したい
  • アプリで相手の結婚観がわからず苦労している
  • お見合いの調整や交際相談の支援が欲しい
  • 一定の予算を確保して活動できる
  • 活動を振り返りながら婚活を進めたい

例えば、仕事が忙しく日程調整が負担になっている場合、お見合い調整を任せられるプランは検討材料になります。

ほかの婚活方法も検討したい人

  • 婚活費用をできるだけ抑えたい
  • 自分のペースで自由に相手を探したい
  • 担当者のサポートを必要としていない
  • 結婚の時期を具体的に決めていない
  • 月会費が生活費や貯蓄を圧迫する

例えば、マッチングアプリで定期的に会えており、相手の結婚観も確認できているなら、すぐに婚活方法を変える必要があるとは限りません。

結婚相談所が必要かどうかは、現在の婚活で何が不足しているかを整理してから判断することが大切です。

30代前半・後半で確認したいことは違う?

30代前半と30代後半では、結婚に対する希望や生活状況が異なる場合があります。

ただし、年齢だけで婚活の結果が決まるわけではありません。

希望する居住地域、結婚後の働き方、子どもについての希望などによって、相手探しの条件は変わります。

まずは自分の条件で検索できる会員の状況を確認しましょう。

年齢だけを理由に判断を急ぐよりも、活動に使える時間や予算、希望条件を整理することが大切です。

 

結婚相談所で後悔しないための比較方法

結婚相談所の資料を複数取り寄せても、料金やサービス内容がバラバラで、何を比較すればよいかわからなくなることがあります。

そんなときは、候補を2〜3社程度に絞り、同じ条件で比較してみましょう。

比較する相談所を2〜3社程度に絞る

まず、活動期間、予算、必要なサポートを決めます。

例えば「活動期間は12か月」「予算は40万円まで」「プロフィール添削と交際相談は必要」といった具合です。

条件が決まれば、複数社の違いを整理しやすくなります。

料金だけでなく6項目で比較する

比較項目 確認内容
会員 ネットワーク・希望条件での候補人数
申込み 月間申込数・紹介枠
料金 初期費用・6か月・12か月の総額
成婚 成婚の定義・成婚料の条件
サポート 面談頻度・相談方法・担当者変更
解約 休会・中途解約・返金条件

同じ会員ネットワークを利用している場合でも、申込上限やサポート、料金が異なることがあります。

料金だけでなく、実際にどんな活動ができるかも比較しましょう。

無料相談で必ず確認すること

無料相談では、次のように具体的な質問をすることが役立ちます。

  • 希望条件で検索できる会員は何人ですか?
  • 月に何人まで申し込めますか?
  • 12か月活動した場合の総費用はいくらですか?
  • 担当者にはどのくらい相談できますか?
  • 途中退会すると、どのように精算されますか?

その場でわからなかったことは持ち帰り、料金表や契約書で確認しましょう。

料金・サービスの比較をさらに進めたい方へ

初期費用や月会費だけでなく、成婚料や申込可能数まで比較すると、結婚相談所ごとの違いを把握しやすくなります。

関連記事では、30代向けの結婚相談所を料金とサービスの両面から比較しています。
>>> 30代のおすすめ結婚相談所と後悔しない選び方

 

【保存版】結婚相談所の無料相談で確認したい7項目

結婚相談所への入会を検討するときは、質問する内容を事前に整理しておくと、複数社を比較しやすくなります。

以下のチェックシートをスマートフォンに保存し、無料相談で使ってみてください。

入会前7項目チェックシート

自分の条件を整理してから無料相談へ

チェックシートと併せて、自分の希望条件を整理しておきましょう。

  • 希望する居住地域
  • 希望する年齢層
  • 結婚後の働き方
  • 毎月の婚活予算
  • 活動に使える時間
  • 必要なサポート内容

すべての条件が決まっている必要はありません。

まずは優先したい条件と、柔軟に考えられる条件を分けておくと、担当者と相談しやすくなります。

 

まとめ|結婚相談所は実態と総費用を知って判断しよう

結婚相談所には、結婚を希望する相手と出会うための仕組みがあり、相手探しや交際の支援を受けられるサービスもあります。

一方、入会すれば必ず結婚できるわけではなく、活動期間やプランによって費用が増える可能性もあります。

結婚相談所を判断する3つのポイント

  1. 会員数だけでなく、希望条件で検索できる人数や申込可能数を確認する。
  2. 成婚率の定義を理解し、月会費ではなく総費用で比較する。
  3. 担当者の支援範囲と休会・中途解約の条件を契約前に確認する。

結婚相談所は、婚活を進めるための選択肢の一つです。

大切なのは、広告の数字や成功事例だけで判断せず、自分が必要とするサービスと費用のバランスを考えること。

まずは希望条件と予算を整理し、気になる相談所の料金やサポートを比較してみましょう。

納得できる条件がそろえば利用を検討し、合わないと感じたら見送る。自分の意思で判断することが、後悔を減らす第一歩になります。

30代におすすめの結婚相談所を比較

30代に適した結婚相談所をまとめて見る

 

結婚相談所のぶっちゃけQ&A

Q1. 結婚相談所には実際どんな人が登録していますか?

20代から中高年まで、さまざまな年代や職業の人が登録しています。

会員属性は相談所によって異なるため、公式データや希望条件で検索できる会員の状況を確認しましょう。

Q2. 結婚相談所に入れば必ず結婚できますか?

いいえ、結婚は保証されません。

結婚相談所は出会いや交際を支援するサービスであり、最終的には双方の意思が必要です。

Q3. 結婚相談所の成婚率は信用できますか?

集計方法を確認すれば参考情報として活用できます。

ただし、成婚の定義や分母、集計期間が異なる場合、数字を単純比較しないようにしましょう。

Q4. 結婚相談所は高いだけですか?

料金だけでは判断できません。

検索できる会員の範囲、申込みの仕組み、担当者のサポートなど、実際に提供されるサービスと総費用を比較する必要があります。

Q5. 結婚相談所でもお見合いを断られますか?

はい。相手が申込みを承諾しなければ、お見合いは成立しません。

プロフィールや希望条件を見直すことはできますが、必ず承諾を得られる方法があるわけではありません。

Q6. 結婚相談所では何か月くらいで結婚できますか?

活動期間には個人差があります。

IBJが2026年に公表した成婚者データでは、代表的な交際期間は約4か月とされていますが、すべての入会者が4か月で結婚できることを意味しません。

Q7. 仲人はどこまでサポートしてくれますか?

相手紹介、プロフィール作成、お見合いの調整、交際相談などが主な支援内容です。

利用プランによって対応範囲や面談頻度が異なるため、契約前に確認してください。

Q8. 結婚相談所を途中退会すると返金されますか?

返金される場合もありますが、契約内容やサービスの提供状況によって金額は異なります。

特定商取引法の要件に該当する契約には、クーリング・オフや中途解約の制度があります。

Q9. 結婚相談所とマッチングアプリはどちらが自分に合いますか?

結婚意思を確認しながら活動したいか、担当者の支援が必要か、費用をどこまで負担できるかによって変わります。

現在の婚活で困っていることを整理し、必要なサービスを比較して判断しましょう。

Q10. 無料相談では何を聞くべきですか?

希望条件で検索できる人数、申込可能数、成婚率の計算方法、総費用、サポート、成婚料、途中退会の条件を確認しましょう。

先ほど紹介した7項目チェックシートを使うと、複数社を同じ条件で比較できます。

 

参考文献

本記事は、2026年10月2日時点で確認できた公式情報と公開資料を参考にしています。

 

 

運営事務局

30代から婚活を始め、約1年後に現在の伴侶と出会いました。実際の経験をもとに、学んだことや失敗・苦労した体験も交えながら、役立つ情報をお届けします。

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