鉄則1 考えるのがしんどい!最適なファーストメッセージの長さとは
兎にも角にもファーストメッセージを読んでもらえなければ何も始まらないのが婚活サイト。文量の加減は多くの方が悩むところだと思います。
あまり長い文章を送っても読み手は疲れます。最初から一見して「多いな」と思わせてしまうような文字量は避けましょう。
特に自分の好きな趣味のことなどになると、ついつい夢中になって、その趣味についての熱き思いを長いメールにしたためてしまったりしますが、あまり前のめりな姿勢を見せてしまうと、「この人は“暴走”してしまいがちの人なのかな?」「空気が読めない人なのかな?」などと邪推されてしまうこともあります。
かといって短すぎても淡白な印象となって相手に気持ちが伝わりません。ではどのくらいが最適なのか。複数の婚活サイトの担当者に聞いたのをまとめると、“400文字くらい”が適量のようです。
鉄則2 ファーストメッセージの内容は
誰にでも同じ文章、つまりコピペメールを送ることは絶対に避けてください。定型文で送られてきていることは相手にバレます。誠意の感じられないメッセージでは返事は望めません。ファーストメッセージに労力を注ぎ込みましょう。
とはいえ全て相手ごとに異なる文章を考えるのもまた大変です。そこでお勧めなのが定型文とオリジナルをミックスすることです。
定型文とオリジナルの割合は7:3でも8:2でも何でも構いません。定型文に惹かれた理由を添えることで相手の受ける印象が変わります。さらに適度にユーモアを差し込んでみましょう。そこで少しでもクスッとさせることができたらこちらのものです。
鉄則3 一目惚れをした相手にアプローチする際の注意点
写真を一目見て好きになってしまった・・、そんなドキドキの出会いも婚活サイトではよくあることです。でも焦ってメッセージを送ってしまったばかりに失敗することもまたよくあること。
見た目の良い人はプロフィールを公開した途端にメッセージが殺到します。外見だけを褒めた文章では相手には響かず、その他大勢の中に埋もれてしまいます。
そういったモテる人ほど自分の中身を見てほしいと思っているものです。自己PR文を熟読し、〇〇に興味を持ちました、共感を得ました、と具体的に示しながらアピールしていきましょう。
鉄則4 返事が来ない場合には
どんなに練りに練ったメッセージを送っても返事が来ないケースは多々あります。また、何度かやり取りは出来たものの、急に音信不通になるケースもザラです。
理由は何となく合わない気がした、他の人との真剣交際がスタートした、など多岐にわたりますが、深く考えず早々に撤退することが得策です。
婚活サイトで苦戦している方にありがちなのは「脈無しの人」を何とか振り向かせようと無駄なエネルギーを注いでしまうことです。脈無しの人は機械的にふるい落とすイメージを持ち、気持ちを切り替えて次の人にアプローチしましょう。
鉄則5 2回目からの最適なメッセージの長さとは
めでたく返事が来た場合、2回目からは相手のメッセージの文字数を基準にします。長文を書いて熱く語り合うのが好きな人もいれば、短文で淡々と進めていくのが好きな人もいます。
長文を書くのがペースの人にとっては長いメッセージが好まれるでしょう。ですが、短文を書くのが習慣の方に長いメッセージを送っても読むのに疲労感を与えてしまいますし、また長いメッセージを書くのが習慣の方に短いメッセージを送っても物足りなさを与えてしまいます。
ですから「相手の文字量に1行多く書く」ことがその方に対してのベストの文字数なのです。
鉄則6 メールを送るペースはどのくらいが適当なのか
これも「相手に合わせる」のが正解です。
間を置かず返信をくれる相手には、あなたもなるべく早めに。翌日の場合は翌日に。2、3日空けて返信をくれる相手には、あなたも2、3日空ける。というように相手の様子をうかがいながら柔軟に対応していきましょう。
こうすると、お互いの間に気持ちのいいリズム、気持ちのいい呼吸が生まれるはずです。婚活の極意はビジネスと同様に「いかに相手の立場に立って行動することが出来るか」ということです。
鉄則7 メールの話題は
基本的には話しやすい内容、そして自分や相手の個性が見えやすいような内容にしましょう。
趣味で惹かれあった場合は、とことん趣味について語ります。もしも趣味が合わなくて話題に困ったら「好きな食べ物」の話をするのがお勧めです。グルメに興味のない人はあまりいませんから、誰でも気軽に語り合えます。
ただし、ステーキ、から揚げ、カレーライス…などなど、食べ物の名前をただ単に列挙するだけでは面白くありませんから、自分でそれを料理するのが好きとか、お気に入りの店があるとか、話題が膨らむように心掛けましょう。
鉄則8 新規会員より長く利用している会員が狙い目
新規会員は目立つところに表示されるためついつい目が行きがちですが、特に女性の場合、入って間もない頃は「入会バブル」といって申し込みが殺到します。
入会したばかりの頃は希望条件が高めな上に相手を選び放題なので、よっぽど御自身が高いスペックを持っていない限り返信はあまり期待できません。
それに対し、長く在籍している会員は現実を知っていて希望条件も下方修正していることが多いため、返信率は良好です。
鉄則9 婚活サイトのNG行為について
①誤字脱字
メールの誤字脱字は厳禁です。自分が思っている以上に相手の印象が悪くなります。送る前に内容を必ず見直しましょう。
②自己アピールはほどほどに
自分を良く見せる為の自己アピールは大事ですが、書き過ぎると単なる自慢話のオンパレードになってしまい、相手に煙たがられます。自己アピールと自慢話は紙一重であることを肝に銘じておきましょう。
逆にネガティブなことばかり書くのも相手に気疲れさせてしまいますのでご注意ください。
③婚活サイトは議論の場ではない
相手がどんなに間違えたことを書いてきても相手への駄目出しをするのはやめましょう。婚活サイトでトークバトルをしても時間と労力の無駄です。
④返信を督促しない
相手から返事がなかなか来ないからといって、どんどん催促するようなメールを送るのは失礼です。相手の生活リズムがわかるまでは寛容な心で待ってみましょう。
⑤相手の過去の恋愛は気になるけれど・・
今までの交際遍歴をしつこく聞き出そうとする人もいますが、過去の恋愛は嫌な思い出、辛い思い出がほとんどで、相手を不快にさせるだけですのでやめましょう。
ただバツが付いている方に離婚理由を聞くことについては、相手も聞かれることの覚悟は持っていますので、失礼にならない程度に聞くのはOKです。
⑥相手の名前を間違えない
複数の人とメールのやり取りをしていると、つい相手の名前を間違えてしまうことがあります。婚活サイトで同時進行はマナー違反ではありませんが、名前を間違える行為はかなり失礼にあたるので、絶対にやってはいけません。
鉄則10 急いては事を仕損じる
メールのやり取りを始めてすぐに相手に会いたいとしつこく誘う方もいますが、あまりガツガツ行くと相手の迷惑になってしまい、上手くいくものも上手くいかなくなってしまいます。
会うタイミングとしては、メール交換を始めてから2週間~1か月ほど経ったくらいを目安にして会う約束をしましょう。